ダイエット

【朝活】いつもより少し早く起きて、軽めの運動をするだけ。これだけでダイエット効果がある朝活とは?メリットしかない朝活をご紹介。

朝活は心にも身体にもいいことだらけ

いつもの時間よりも少し早起きして、仕事に行く前や家事に取り掛かる前の時間を有効活用する最近話題の朝活。
朝活を始めれば自然と早寝早起きの習慣も身に付きますし、仕事が忙しいと中々とれない自分の時間を確保できるとあって、生活に朝活を取り入れる方が増えてきています。

朝活にはダイエットもできる運動がおすすめ!

読書や資格の勉強、朝カフェや交流会など、世間ではさまざまな朝活が紹介されていますが、おすすめしたいのは、やはり運動です。
最近は新型コロナの感染拡大やリモートワークの増加で、運動不足に悩まされる人が増えていることから、改めて体を動かすことが注目されています。
心も身体もリフレッシュでき、健康面でもメリット満載の運動を取り入れればダイエット効果も期待ができます。

1.セロトニンの効果で精神が安定し、生活リズムが整う

セロトニンとは脳内の神経伝達物質のひとつで、「幸せホルモン」などとも言われ、精神の安定や安心感をもたらす効果があります。
そのため、セロトニンが不足すると不安な気持ちになったり、うつの原因になったりします。
また、セロトニンは朝起きて夜寝るという人間の生活リズムにも関わっているため、寝つきや睡眠の質にも影響を与えています。
セロトニンは朝太陽の光を浴びることで分泌が盛んになることが知られています。
ウォーキングやジョギングなどのリズム運動を行うとセロトニンが刺激されて覚醒効果を高めるため、朝日を浴びて運動をするのがとても効果的なのです。

2.朝に行う運動はダイエットに最適な時間

朝起きた時は、1日の中でいちばん食事の間隔があいた状態なので、体内の糖分が不足した状態になっています。
すると体は、糖分の代わりに脂肪をエネルギー源として活用します。
これは、朝の空腹時が一番脂肪を燃焼しやすい時間ということになります。
さらに朝に運動をすることで代謝が上がるため、運動をしない時と比べて、日中の行動のエネルギー消費量も上がります。
ダイエット、減量を考えている人にはとても効果的です。

3.仕事の効率がアップ

朝はギリギリまで寝て、朝食も摂らず、急いで身支度をして出社。
そんな生活をしていると、出社した後も何となく頭がぼんやりしていたり、エンジンがかからないなんてこともあると思います。
一方、朝早く起きて身体を動かし、朝食をしっかり食べてから出社すれば、始業時間には既に身体が活発に活動している状態になっています。
朝から運動することにより身体も目覚め、効率的に仕事をこなすことができるようになります。

朝活におすすめの運動

1.リラックス効果もあるヨガ

ヨガのメリットは、5分程度の短い時間でも効果が得られることと、自律神経を整えて、気持ちがとてもリラックスできることです。
ストレス解消にヨガをしている人も多いですよね。ヨガには様々なポーズがあり、それぞれ効果が違うため、肩こりを直したい、むくみを取りたい、など自分の体に合わせて好きなポーズを選べます。

2.ウォーキング

軽い運動の定番、ウォーキング。
自分のペースでできて継続しやすいため、はじめて朝活を始める方に特におすすめです。
始めるのに特別なアイテムが必要ないのもおすすめのポイント。
また、歩きながら周りの景色を楽しむことができるのも、ウォーキングの魅力の一つです。毎日少しずつコースを変えながら歩けば新たな発見ができるかもしれません。

3.筋トレ

体の中から体質改善を図りたい人、ダイエットに本格的に取り組みたい人は筋トレがおすすめです。
何もしなくても消費するエネルギーを基礎代謝といいますが、この基礎代謝は筋肉量に比例します。
つまり、筋肉をつけることでエネルギーを燃焼しやすい=痩せやすく太りにくい体質になるというわけです。
さらに筋肉量が増えると血行促進にもなるため、血行不良が原因の肩こりなどの解消につながり、肌に酸素や栄養分が届きやすくなるため、美肌など美容にも好影響を与えてくれます。

朝活をするときのポイント

1.起床後すぐにハードな運動をしない

睡眠中は、身体の活動レベルが下がっているもの。
ヨガやストレッチなど、すっきり起きるために効果的な軽い運動は別として、身体がしっかり起きていないうちにハードな運動をしてしまうと、身体に大きな負担がかかってしまいます。

2.ストレッチなどの準備運動を念入りに行う

朝は1日の中で最も体温が低い時間帯です。
筋肉や靭帯も冷え切っており、このままの状態で運動をすると、捻挫や肉離れなどケガの原因にもなってしまいます。
運動をする前は、ストレッチなどの準備運動をしっかり行いましょう。
準備運動によって身体が温まるので、怪我のリスクを回避することができます。

3.食前の運動or食後の運動、自分の目的に合わせて

食前の運動と食後の運動。
それぞれに良い点・注意すべき点がありますので、それらをしっかり理解したうえで、自分の目的に合う方を選ぶと効率的に運動効果を得ることができます。

朝食前に運動をする場合

一般的に、前日の夕飯後は何も食べないという方が多いと思いますので、朝の身体は低血糖の状態になっています。
つまり、身体を動かすエネルギー源となる糖質が少ない状態です。
この状態で運動をすると、代わりにエネルギー源となってくれるのが身体の脂質です。つまり、朝食前の運動=ダイエット効果が高いといえます。ただし、極度の空腹状態で身体を動かすことは、あまり身体によくありませんので、空腹がひどい場合には、バナナやおにぎりなどで簡単にエネルギーチャージをしてから運動をするようにしましょう。

朝食後に運動をする場合

食前と違い、エネルギーで身体が満たされている状態の食後は、元気いっぱい身体を動かすことができます。
よって、ハードな運動や筋トレを行いたい方におすすめです。
エネルギー源となる糖質を含んだ食事(代表的なものだと、パンやご飯などの炭水化物)をしっかり摂ると良いでしょう。
ただし、食後すぐの運動は、食べ物が消化不良を起こして腹痛の原因になりかねませんので少し時間を空けてから運動するようにしましょう。