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【ストレッチ・柔軟体操】身体が硬いと太りやすいって本当⁉ストレッチや柔軟体操で身体を柔らかくして痩せやすい身体をつくろう‼

体が柔らかく柔軟性が高いことの効果・メリット

痩せやすい身体を目指すのであれば、体を柔らかくすることも大切なポイントになります。体が柔らかいと、血行がよくなり基礎代謝も上がります。
よって、自然と痩せやすい身体になるわけです。
ここでは硬い体を改善したい方へ向けて、痩せやすい身体を造る目的の他に、体を柔らかくするメリットをいくつかご紹介します。

1.基礎代謝があがり肥満予防、血行が良くなり冷え性改善・疲労回復

運動不足により体の硬い状態で生活することは、基礎代謝の低下や血行不良につながります。
ストレッチや柔軟体操をを行い、柔軟性を高めることは筋肉を動かして代謝を高めるだけでなく、筋肉のもつポンプ作用を利用して血行を改善させる効果があります。
基礎代謝が上がることはダイエットにも有効ですし、血行が良くなることは手先や足先の冷え症改善につながります。
また、運動や日常生活でたまった疲労物質などは、血液に乗って運ばれ分解されます。
血行が良くなるとこの循環が早まり、疲労回復の効果が期待できます。

2.デスクワークの方には嬉しい。肩こり・腰痛を軽減してくれる

柔軟性が低く硬くなってしまった体は、各関節に大きな負荷をかけるといわれています。
関節に負担がかかることにより体が思うように動きにくくなり、それによって肩こりや腰痛を引き起こす原因となります。
体を柔らかくすることで、関節にかかる負担が軽減され、肩こりや腰痛の改善につながるといわれています。
デスクワークや立ち仕事により慢性的な肩こりや腰痛に悩ませている方は、体を柔らかくするストレッチなどをすることで長年の悩みを改善できるかも。

3.運動をするときのケガの予防になる

ストレッチを行い、柔軟性を高めると筋肉を動かすことにより、体温が上昇します。
運動前のウォームアップなどでストレッチを行うと、運動によるケガや筋肉痛をある程度予防することができます。
逆に、体温が十分に上がらない状態で運動を始めてしまうと、筋肉や関節を痛める原因ともなってしまい、ケガに繋がる恐れがあります。

体が硬いことのデメリットと筋肉が硬くなる要因

柔軟性の低下は姿勢の悪さを引き起こす原因の一つです。
筋肉が硬くこわばってしまうと、運動時にケガをしやすくなり、血液循環も悪くなります。血液循環の悪化により、むくみや冷えを生じ、基礎代謝が下がって、肥満の原因にもなります。
また、疲労物質が蓄積して、腰痛や肩こりを生じ、心筋梗塞や動脈硬化の原因にもなってしまいます。

硬化運動不足や同じ姿勢をとっていたりすると筋肉の材質として硬さが増します。
緊張疲れているときや痛みがあるときの筋肉は、わずかに力が入っています。これを筋肉の緊張といいます。

柔らかい体作りへのコツ

しなやかな体作りストレッチを取り入れるにあたって大切なのは、できれば毎日少しづつ続けることです。
たった1日のストレッチでは、理想とする柔らかい体は手に入れることができません。
毎日継続してストレッチを取り入れることで、早ければ1週間程度で効果を実感できるといわれています。
一方、怠けてしまっては、せっかく柔らかくなってきた筋肉も元に戻ってしまい台無しになってしまうので注意が必要です。

柔軟体操の効果を最大にするストレッチのコツ

効果的に柔軟性を高めるために、ぜひ覚えてもらいたいのがストレッチを効果的にする5つのコツです。

  1. 体が温まった状態で行う(入浴後、軽い運動後)
  2. 反動をつけず、ゆっくりと20~30秒かけて行う
  3. 息を吐きながら行う
  4. 伸ばす筋肉を意識する
  5. 継続して行う

これらのコツを意識して行うだけでもストレッチ効果は高まり、柔軟性アップにつながります。
体と心をほぐして日々の運動不足を解消し、健康的な生活を送りましょう。

身体を柔らかくする3つの簡単ストレッチ

1.股関節を柔らかくする

  1. 足裏同士を合わせて座り、かかとを自分の方に引き寄せる
  2. 息を吸って背筋を伸ばす。このとき腰が反らないようにおへそを引き上げる
  3. 息を吐きながら両手を前にトコトコ歩ませ、股関節が心地よく伸びる部分まで上体を倒して20秒キープ

実は股関節の柔軟性には股関節まわりの筋力も関係しているので、股関節を柔らかくしたい場合は筋トレも取り入れると効果的です。

2.肩周りを柔らかくする(猫のポーズ)

  1. 1.正座をして座ります。
  2. 2.体を前に倒します。
  3. 3.腕を前に出したら完成です。

辛い態勢ではないので、手軽に取り入れることのできるこの猫のポーズ。
ぜひ自宅でテレビを見ながら、音楽を聴きながらなど、空き時間に取り入れてみましょう。

3.足全体を柔らかくする(前屈ストレッチ)

  1. 四つ這いになり、両手は肩幅に広げ、指を大きく広げてパーにした状態で手をつく
  2. 息を吐きながらお尻をかかとに近づけ、両手の裏で床をグッと押しながらお尻を上に突き上げる
  3. 両ひざは伸ばし、お尻を高く突き上げながら20秒キープする

お尻から裏もも、ふくらはぎ裏にかけて心地よくストレッチできます。
かかとを下ろすのが辛い人は、つま先立ちの状態でキープしてもOKです。

うつ病を改善!?筋肉をほぐすことで得られる意外な効果

うつ病とは心の病気との認識が多いと思います。しかし、身体症状として睡眠障害や食欲不振、めまいや吐き気なども引き起こします。
うつ病の人は日常的に筋肉が緊張しており、頭や首、肩などが硬い人が多いと言われています。
30分程度の全身ストレッチを行うと、前頭葉でのアルファ(α)波脳波の発生が増え、リラックス状態になることが明らかになっており、下記にあげるストレッチをうまく使い分けることで、健やかな生活を送ることができます。